リッスル2024 S/S 大高麗コレクション：韓国の遺物[モシ＆独花蘆沙図]からインスピレーションを得て

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前回のシリーズに続き、ファッションコード2024 S/Sファッションショーで発表されたリスル（리스르）の「大高麗コレクション」を紹介する最後の投稿です。今回のコレクションのモチーフとなった高麗の遺物[螺鈿/青磁/もみ]を簡単に紹介し、かつて韓流発祥の地であった高麗の遺物に見られる開放性、華やかさ、繊細さを、どのように衣装に表現したのかについてお話したいと思います。

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デザインに込められた遺物　その3

清廉で真っ直ぐな民族魂を込めた「もみ（モシ） 」

<b>✅𝟐𝟎𝟐𝟒 𝐒/𝐒 大高麗コレクション 'もみ（モシ）'</b>​白衣民族の象徴であり、三国の中でも最高とされた「もみ（モシ）」をモチーフにしたモダン韓服コレクションです。当時、国際貿易の中心地として、元祖「韓流ブーム」を起こした高麗のように、伝統文化の魅力を世界に伝え、韓服がファッションジャンルになるまで挑戦を続けたいというメッセージを込めました。

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📌𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲 𝐨𝐟 𝐌𝐨𝐬𝐢 (𝐟𝐢𝐧𝐞 𝐑𝐚𝐦𝐢𝐞)私たちの民族は古来より、三国の中でも特に優れた手仕事の技術を持つ民族でした。솜씨（ソンシ）の語源は「手工（スゴン）」つまり手仕事が得意という意味で、口と手、体のみを道具として作る「もみ（モシ）」は、私たちの民族が天性の「手工」の才能を持つことを示す精髄です。仙女の羽根のように整然とした織り目には、徹底的に分化された工程が、そして美しく輝くもみ（モシ）には、汚れなき精神を守り続けてきた民族魂が宿っています。今回のコレクションでは、韓山もみを直接仕入れ使用することで、織物という枠を超え、民族の結束を強める中心点であった「もみ（モシ）」にスポットを当ててみました。🙆‍♀️​

デザインに込められた遺物　その4

韓国初の純粋絵画『独花蘆図（ドクファロサド）』

<b>✅𝟐𝟎𝟐𝟒 𝐒/𝐒 大高麗コレクション '独花蘆図（ドクファロサド）'</b>​最も古い純粋絵画であり、高麗時代の水墨画と推定される『独花蘆図（ドクファロサド）』をモチーフにしたモダン韓服コレクションです。

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📌𝐒𝐭𝐨𝐫𝐲 𝐨𝐟 𝐃𝐨𝐤𝐡𝐰𝐚𝐫𝐨𝐬𝐚𝐝𝐨 (𝐭𝐡𝐞 𝐨𝐥𝐝𝐞𝐬𝐭 𝐩𝐚𝐢𝐧𝐭𝐢𝐧𝐠 𝐢𝐧 𝐊𝐨𝐫𝐞𝐚)独花蘆図（ドクファロサド）は、韓国で最も古い純粋絵画であり、唯一の高麗時代水墨画と推定されています。遺物的価値に加え、孤高に立つ白鷺と平和な民家の様子から、悠然自適に生きたいという文人精神も垣間見ることができます。高麗の大文豪、李奎報（イ・ギュボ）は『東国李相国集（トンクリサンゴクチプ）』の中で、独花蘆図（ドクファロサド）の芸術性を称賛し、数々の詩を通して絵画の美しさを世に広めたいという感想を残しています。今回のコレクションでは、優れた文化芸術工芸によって当時の貿易の流れを主導した私たちの民族にスポットを当て、誇りを高めようとしました。伝統遺産を守ることは、私たちのルーツを記憶することです。🙆‍♀️​

📌𝐏𝐑𝐄𝐎𝐑𝐃𝐄𝐑衣装は来年初めに発表予定です。リスル（리스르）のカカオチャンネルをフォローしていただくと、オープン時に通知をお送りします。リスル（리스르）は、韓服が一つのファッションジャンルになることを夢見て、世界市場を舞台に絶え間ない挑戦を続けています。これからもさらに面白いプロジェクトが予定されているので、たくさんの応援と関心をお願いします！

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